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クライアント対談

フェムケア用品の独占販売権獲得

「焦っていた私たちを

   的確なアドバイスで導いてくれた

   まさに救世主です」

株式会社ニッセイエコ様

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企業紹介

株式会社ニッセイエコ

プラスチック射出成形を中心とした精密部品および環境対応製品の開発・製造を手がける。企画設計から金型製作、量産まで一貫した体制を強みとし、自動車・家電・産業機器など幅広い分野に製品を供給している。

 

技術革新と品質管理を両輪に、持続可能なものづくりを推進。近年は、製造業で培った知見とネットワークを活かし、海外ブランドと提携したフェムケア製品の輸入・販売にも参入。確かな技術力と柔軟な発想で新たな価値を創造し、社会に貢献する企業を目指している。

大久保さんのスピード感に助けられました。
「この人本当に頼れる」と直感で思いました
(大木)

ーーワールドトレードプランニング(以下 WTP)への依頼のきっかけを教えてください。

 

ニッセイエコ 大木部長(以下 大木):

最初はインターネット検索で見つけたんです。ワールドトレードプランニングさんのウェブサイトを拝見して、「ここなら相談できそうだな」と感じました。扱っているのがフェムケア用品なので、女性ならではの感覚や視点も理解してくれる方が良いなと思っていて。

 

ニッセイエコ 松野様(以下 松野):

ちょうどその頃、私たちの会社では海外メーカーとの売買契約を見直していたんです。契約内容のすり合わせや商談の進め方などで迷っている部分もあって、誰か専門的に相談できる方がいないかと探していました。そんなタイミングでワールドトレードプランニングさんを見つけたのがきっかけです。

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株式会社ニッセイエコ 大木部長(左)、松野様(右)

大木:他にも3社ほど問い合わせていたんですが、大久保さんはレスポンスがとても早かったんです。最初電話をしたらすぐに出てくれて、少し話しただけで「はい、やります」ってその場で引き受けてくださって。そのスピード感が本当に気持ちよくて、「この人信用できるな」と直感的に思いました。新たなフェムケア商品の発表を予定していた展示会まで3か月しかなく焦っていたんですが、翌週にはもう動いてくださって。

 

ワールドトレードプランニング 大久保(以下 大久保):

お電話で「契約関係で困っていて、コンサルも含めて手伝ってくれる方を探している」と伺いました。お急ぎの様子だったので、すぐにオンラインミーティングを設定してお話を伺いました。

 

大木:本当に早かったです!

 

大久保:ただ、お急ぎなのは理解していましたが、ビジネスの大事なプロセスを飛ばすと危ないとお伝えしました。情報を整理して、最初から漏れなく進めましょうと。

 

大木:そこも私たちとしては有り難かったところで、目標期日が迫っているなかで焦ってしまっていたところを「大丈夫ですよ」って一度ブレーキをかけて落ち着かせてくれたので。一度契約してしまうと変更するのが難しくなってしまうから、契約書ももう1回ちゃんと見直しましょうと言ってくれて。

 

大久保:アメリカの契約書って長いんですよ。契約内容を細かくチェックせずに、そのまま契約締結まで進めてしまうのはちょっと危険だし、不利な条件を受け入れてしまうリスクもあるなと思ったので一旦精査させていただきました。

 

大木:契約以外でも「こうすれば製品だけ先に入れられるのではないか」といった提案もくださって、焦って見えていなかった部分をクリアにしてくれたんです。安心しましたし、展示会にも間に合って、もう救世主のようでした(笑)。

アメリカのFlex社の使い捨て月経ディスク『Flex Menstrual Disc(フレックス ディスク)』

独占販売権を獲得。輸入総代理店として日本での販売を開始。

一気に広げるのではなく
思いに共感していただける方々にまず届けたい
(大久保)

ーー今回の商品について、どのような感想を持ちましたか

大久保:商材の「Flexディスク」を最初に見たとき、お洒落だなと思いました。日本では見たことがないものだったので、新しくて面白いなと。それと同時に、もともと製造業のニッセイエコさんがB-to-Cという一般消費者への販売を始めるというのも面白いチャレンジだと思いました。

業態の転換というより本業ともつながっていて、こういう良い商品が日本に入ってきて多くの女性のお悩み解決になればそれはとても良いことだと思いましたし、そこを私たちがお手伝いできるのは意義あることだなと思いました。

 

ニッセイエコさんではすでにマーケティング活動を進めていますが、ブランディングを重視するFlex社の意向も汲み入れて、一気に大きく広げるというよりは、まずは丁寧に認知活動をしている段階ですね。

 

大木:マーケット自体はまだ小さいので。

 

大久保:そうなんです。だから今は丁寧に認知活動をしているところで。一気に広まってトラブルが発生するよりは、戦略的に一番影響力があってイメージがいいところに広げていく、せっかくの良い商品ですし、価格も安いものではないので、価値をわかっていただける方々にまず届けて行きたいと思っています。

作り手(メーカー)やこれを日本に紹介したかったニッセイエコさんの想いとか、そこに共感していただける方々にまず届けたいと。そのためのアドバイスなどもさせていただいています。

 

大木:そうですね。私たちはいつも思っている方向性が一致しているので、とても進めやすいです。

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本国とのやり取りが思い通りに行かず
それが一番苦労しました
(松野)

ーー特に大変だったこと、苦労したことは何ですか?

松野:日本では全く扱っていない商品ですし、フェムテック事業も初めてのことだったので、ゼロからのスタートでした。 アメリカ本国とのやり取りも本当に大変で…。

 

大木:全然思い通りにいかない(笑)。

 

松野:本当思い通りにいかなくて、何度も同じやり取りを繰り返して進まなかったりして。それが一番苦労しましたね。

 

大久保:アメリカの企業はレスポンスが遅かったり、質問と違う答えが返ってきたりと、そういうことがよくあります。

松野さんは英語がとても上手で完全にネイティブレベル。言葉の壁は 何の問題もないんですけど、アメリカ企業とのビジネスは初めてだったと思うので、「何でこんな普通のことが上手くいかないんだろう」って思ったと思うんですよね。

 

松野:そうなんです!それこそ契約書で、ある部分についてこちらは何度も主張しているのに、何故かそこだけスルーして別の部分のことを言ってくるみたいな(笑)。そういうことが多くて、聞きたいことに対するレスポンスがないというのが続いたり…

 

大久保:品質の基準も日本は厳しいので、その辺の感覚のすり合わせも結構大変でしたね。

 

大木:はい、今もその品質の部分は課題で取り組んでいる最中ですが、大久保さんのおかげでメーカーとの関係はとても良好です。

オンラインミーティングも和やかで、だんだん参加者も増えてきて、ファミリー的な感じになってきています。そういったベースも大久保さんが作ってくれました。

私たちの考えを汲み取ったうえで的確なアドバイスをくれる(大木)
ニッセイエコさんの良いところは「実行力」(大久保)

ーー「WTPに依頼してよかったな」と思うことを教えてください。

大木:大久保さんは私たちの考え方をよく理解して、ブレーキをかけるべき時はかけてくれるし、的確なアドバイスをくれます。否定するのではなく、汲み取ったうえで伝えてくれる。オンラインミーティングでも、私が思っている以上のことを的確に補って伝えてくれるのがありがたいです。

 

大久保:お二人は行きたい方向が明確なので、そこに向かうステップを共有しながら進めています。 大木:やりたい方向性を実現するにはどうするかという立場で考えてくれるので、「これなら行けるかも」と思える前向きな意見をいつもくださいます。

ーー逆にニッセイエコ様の良いところは?

大久保:ニッセイエコさんの良いところは、「実行力」だと思います。

この事業をやると決めてから、社内にチームを作り、展示会への出展を決めてそこから逆算してスケジュールを組んで、着実に進めていて、ついつい後ろ倒しになってしまいそうなことも、決めたことはスケジュールどおりにしっかり実行に移す。

それって当たり前のようでいて結構難しいことなので、すごいなと思います。

 

大木: 新しいものを始めるに当たって、まずこの商品を1年でどれだけ周知できるかを考えてスケジュールを立てて逆算して動いています。 弊社の社訓に「1に勢、2に挨拶、3に魁、4に感謝」というのがあるんですけど、勢いも大事だけど、その前にちゃんとした段取りをしようと、そういう部分で大久保さんに入ってもらって、段取りしながら進めています。

今後も両社間の橋渡しを(松野)
Win-Winな関係を続けて行けるようサポートしていきます(大久保)

ーーWTPに今後期待することは何ですか

大木:今後は商品のブランド力を高めていくために、本国とのやり取りも含めて引き続きご協力をお願いしたいです。

 

松野:日本でのブランド力アップもそうですが、メーカーとの関係性も今後重要になると思うので、橋渡しを引き続きお願いしたいです。

 

大木:私たちは勢いがある分、突っ走っちゃうこともあるので(笑)。その部分を大久保さんに上手くブレーキをかけてもらいながらサポートしてもらえたらと思っています。

 

大久保:先ほども言いましたけど、すごく行動力、実行力のある方たちなので、状況はどんどん良くなっています。

最初はメーカーに遠慮していた部分もありましたが、今ではしっかり意見を言い合える良い関係になっています。アメリカから経営責任者が来日し、展示会出展をサポートするなど、ビジネスを通じて信頼関係がより深まっています。

これからも両社にとってWin-Winな関係を続けていけるよう、今後もしっかりサポートさせていただきます!

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